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2011年12月5日月曜日

紅葉が見頃の新座の平林寺と睡足軒に行ってみました。ここには、なかなか楽しい石灯籠がありました。




とてもとても広い林がある平林寺。臨済宗妙心寺派の有力な古刹だけあって、禅宗の厳しい修行の雰囲気が窺える凛とした山門、仏殿、本堂、鐘楼があるところですが、この時期は林のあちこちが紅色や黄色に染まって、華やかな様子です。





お寺の近くには睡足軒という、昭和の大茶人、というか、日本の電力産業の基盤を作った財界人、松永安左エ門の屋敷があった庭があります。紅葉も美しかったし、呈茶(抹茶+
和菓子)も美味しかったのですが、面白い形の石灯籠に惹かれました。

私は前から石灯籠のデザインに興味があって、あちこちの寺社仏閣、日本庭園を訪ねると面白いのがないか探すのですが、これは大茶人の庭に置かれているだけあって、なかなかしゃれてます。


ハンバーガー型。

藤森照信の空中茶室型
直接関係はないはずですが、この藤森照信型に似たような形の建物は平林寺の中にもありました。何かの作業をするための小屋のようです。片方の軒がずっと下の方まで下がっていて、茅葺きの屋根のラインが美しい。この小屋に限らず、平林寺の建物は茅葺きの屋根が本当にきれいです。





石灯籠ですが、もちろん平林寺の中にもたくさんありました。
まず、総門の手前に石灯籠が左右に二つ立っています。


総門前灯籠拡大
総門をくぐって、山門の手前にも灯籠が左右にあります。



これは鐘楼の手前にあったもの。側面に鹿の姿が刻まれています。





↑これは四重塔式灯籠。本堂前にお庭にあったもの。




本堂の裏手にある松平家の墓所には、数え切れないほどの石灯籠が並んでいました。一族や家臣連が寄進していったものなのでしょう。

この石灯籠の穴から写真を撮った方のブログを見つけました。




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