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2011年11月28日月曜日

アナログ化、どんどん進行中:今度はコクヨのスクラップブック(スパイラル 式)で「情報整理」

土橋正さんの本『やっぱり欲しい文房具』で紹介されていたのを読んでから気になっていた(5年前に出版されたものを、最近読んだ)、先日、コクヨのスパイラル式のスクラップブックが近所の文房具屋で売っているのを発見。赤と青とを購入した。


これまで、iPhone、iPadまで、仕事でもプライベートでもデジタル化が進行していたのが、ここ数年は、いや特に今年になって一気にアナログしてきている。そして、ついに究極のアナログな情報整理=>スクラップ!

もっとも、数年前海外で暮らしていたときは、我ながらかなり熱心に新聞記事のスクラップをしていた。このときは、スクラップブックが入手困難ということもあり、また、面倒だと言うこともあり、紙に切り抜きを貼るのはあきらめて、大きなサイズのクリアファイルにどんどん切り抜きを綴じ込んでいくようにした。現地の新聞を数紙とっていたので、一つのトピックの関連記事は、同じ所に放り込む方式にした。4年ほどの滞在でスクラップブックは数十冊にもなった。向こうにいる間は、しょっちゅう読み返したり、それをネタに文章を書いたりして使っていたが、日本に戻ってきてからはほとんど見ない。だいたい、並べるスペースがない。そう、スクラップブックは大きな家がないと活用できないのだ。日本の小さなマンションなんかでは、とてもとても置く場所がない。

マレーシア時代のスクラップブック

そういう経験もあり、いまさら本格的にスクラップブックを作るつもりは、実はさらさらない。新聞、雑誌、チラシ、パンフレット等々、紙メディアの気になる情報や、とっておきたいかっこいいデザインの記事を、気ままに貼ろうかというくらい。トラベラーズノートやモレスキンにペタペタ素材を貼っている人がいるけれど、私はとうていああいう小さいものにものを貼るような器用さはないので、スクラップブックに貼るしかない。このコクヨのスクラップは、スパイラル方式なので、ページを簡単に180度に開いておけるから、作業はとってもしやすい。マレーシアで使っていたファイルよりもずいぶんこんぱく


ところで、紙を貼るときに、コクヨのテープのり(DOTLINER)を使っているのだけれど、これは実に使いやすい。ノックすると全面がぱかっと開くギミックも面白い。ペタペタ貼るのが楽しくなる。


不思議な形の未知(私が無知なのですが。)のハープ、ヘルマンハープのお店が青山にありました。


青山の国連大学近くの小道を歩いていて、ショーウィンドウに置かれた美しい楽器を見たときチターかしらと思ったのですが、これはヘルマンハープという楽器だったのです。

恥ずかしながら全然知らなかったのだけれど、これはドイツのヘルマンさんがダウン症を持って生まれた息子が演奏できる楽器を探し求めた結果、ないなら自分で作ってしまおうと自ら開発した楽器で、完成したのが1987年というからそんなに昔のことではありません。しかし、驚いたことにすでに日本では150を超える教室が存在して、かなり頻繁に演奏会が行われているのだそうです。





弦は半音づつの調弦となっており、コンパクトなものから大きなものまでサイズはいくつかある。特徴的なのはヘルマン氏が開発した楽譜の表記方法。弦の位置に合わせ、点のついたところを順番に弾けば曲が演奏できるというもの。オルゴールの仕組みに似てるのかな。

お店では店員の方から楽器についての説明をしていただきましたが、実際に楽器を弾いてみることもできました。開発の意図通り、とても単純明快な楽器なので、感覚的に楽器の仕組みを理解できます。グランドのピアノの蓋の中をみているような感じです。響きは想像通りチター系の優しい音でした。みんなで合奏したりすると、倍音の美しい、気持ちのいい響きが聞こえるのでしょうね。

ヘルマンハープ 青山店
http://www.laporte-a.jp/shop/shop27.html

2011年11月27日日曜日

皇帝ダリヤが咲くと、本格的に冬です。


どういうわけなのか知らないのだけれど、我が家の周囲には皇帝ダリアを育てているおうちがたくさんあって、しばらく前から、あちらこちらで競い合って咲いている。


皇帝ダリアは、とにかく異常に背が高い。ものによっては、普通の住宅の2階を遙かに超える高さにまで伸びるものがある。とてもマンションのベランダで植木鉢に入れて育てるような軟弱なものではない。「皇帝」なのだから、周囲を見下ろして、威張っている。もしかすると、家どうしで、高さと美しさを競い合う競争でもやっているのかもしれない。



でも、よくよく花弁を見ると、なかなかに上品で、色合いもしゃれている。薄い紫の花びらの真ん中の黄色がワンポイント。


この花が咲くのは、11月の半ばごろから。毎年、この花が咲き始めると、そろそろマフラーを出してこようかなどと、考えるようになります。